9月6日、三菱HCキャピタル(8593)の株価は、後場に前日比18.7円高(+1.90%)の1,004.5円と上場来最高値更新するとともに、節目の1,000円を突破したのである。翌7日も1,008.5円と連日上場来最高値更新したのである。
三菱HCキャピタルは、5月15日に発表した2023年3月期決算短信で増収・増益・増配を発表し、併せて2024年3月期通期業績予想でも増益・増配予想を発表した結果、翌16日の株価(終値)は前日比22円高(+2.99%)の757円とじわり上昇し、17日後場には761円と僅か1円ではあるが、2018年5月10日以来5年振りに上場来最高値を更新したのである。その後も、特に材料も無いにもかかわらず、バリュー株・高配当株ブームに乗ってじわりじわりと上昇、6月、7月、8月と上場来最高値更新し続けてきたのである。なお、三菱HCキャピタルの2024年3月期の配当予想は37円なので、6日の終値997.4円で見れば、配当利回りは3.71%とだいぶ低下したのである。
因みに、ご主人が三菱HCキャピタル(三菱UFJリース)を初めて購入したのがコロナ禍で低迷していた2021年1月、525円なので2年8ヶ月で2倍近く上昇したのである。