ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、2023年の配当実績と判明している配当予想の合計で544万円(前月比+1万円)が見込まれ、目標達成は確実な状況なのである。9月の増加要因は、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人、スターアジア不動産投資法人、サムティレジデンシャル投資法人の分配金の上振れ、日本取引所グループの増配予想によるのである。
9月29日現在、ポートフォリオの時価総額は197百万円、前月末比-1.36%と2ヶ月ぶりに減少し、2ヶ月ぶりに2億円の大台を割り込み、日経平均株価(同-2.34%)を3ヶ月連続上回るものの、TOPIX(同-0.37%)は2ヶ月振りに下回るイマイチの月だったのである。組入比率トップ10の順位は、下落トレンドが止まらないベネフィット・ワンが2位から3位に転落、高配当で人気の三菱HCキャピタルが上場来最高値更新し続け10位から8位に躍進、9月期の配当・株主優待権利落ちが大きいFPGが8位から10位と後退したのである。年初来58.62%値上りした大和工業が組入比率2.17%(8月2.10%)とさらに上昇したものの、8月と同じ11位なのである。
個別のプラス要因は、コロナ禍からの正常化、バリューブーム、PBR改善ブームによる上昇は一服し、通期業績予想の上方修正が発表されたホットランド、日本取引所グループ、サイゼリヤ、高配当・株主優待が人気の神戸製鋼所、東京鐵鋼、KDDI、三菱HCキャピタル、GSIクレオスなどの値上りが大きく貢献しているのである。
年初来高値更新は、38社(三機工業、コメダホールディングス、ティーガイア、日本製紙、住友精化、ニチリン、三ツ星ベルト、神戸製鋼所、大和工業、東京鐵鋼、アビスト、愛知電機、FPG、GSIクレオス、マックスバリュ東海、みずほリース、リコーリース、オリックス、三菱HCキャピタル、KDDI、ソフトバンク、共立メンテナンス、オートバックセブン、王将フードサービス、ヒューリック、ホットランド、SFPホールディングス、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、ぴあ、サイゼリヤ、日本取引所グループ、吉野家ホールディングス、NECキャピタルソリューション、モスフードサービス、Oneリート投資法人、日本リート投資法人、投資法人みらい、NTT都市開発リート投資法人)と、8月34社、7月32社、6月30社をさらに上回ったのである。また、今期の好業績予想・増配が評価され、コメダホールディングス、大和工業、マックスバリュ東海、みずほリース、リコーリース、三菱HCキャピタル、共立メンテナンス、KDDI、ソフトバンク、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、サイゼリヤの11社(8月7社)が上場来最高値更新したのである。
個別のマイナス要因は、2021年10月の上場来最高値6,000円以降ジリ貧のベネフィット・ワン(3月期末配当1回のみ)が下げ止まらず、また、時価総額上位1位共立メンテナンス、2位ノエビアホールディングス、10位FPGをはじめとして、9月末権利落ちの影響が全般的に大きいのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 9.81% 騰落率 -9.6%
2位③ ノエビアホールディングス 比率 5.35% 騰落率 -7.03%
3位② ベネフィット・ワン 比率 5.25% 騰落率 -14.40%
4位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 4.32% 騰落率 +0.94%
5位⑤ サムティレジデンシャル投資法人 比率 3.26% 騰落率 -0.69%
6位⑥ ソフトバンク 比率 2.99% 騰落率 +1.23%
7位⑦ スターアジア不動産投資法人 比率 2.78% 騰落率 ±0.00%
8位⑩ 三菱HCキャピタル 比率 2.47% 騰落率 +5.19%
9位⑨ ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 比率 2.42% 騰落率 +1.02%
10位⑧ FPG 比率 2.38% 騰落率 -6.34%
現金 比率 16.14%
騰落率ベスト5
1位 ホットランド +15.84%
2位 日本取引所グループ +9.08%
3位 神戸製鋼所 +6.50%
4位 サイゼリヤ +5.90%
5位 KDDI +5.83%
騰落率ワースト5
1位 ベネフィット・ワン -14.40%
2位 トリドールホールディングス -7.41%
3位 SFPホールディングス -7.28%
4位 ノエビアホールディングス -7.03%
5位 木曽路 -6.72%