ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、2023年の配当実績と判明している配当予想の合計で546万円(前月比+1万円)が見込まれ、目標達成は確実なのである。11月の増加要因は、増配(ノエビア、白銅)によるものなのである。
11月30日現在、ポートフォリオの時価総額は203百万円、前月末比+3.64%と2ヶ月振りに増加したものの上昇率は小さく、日経平均株価(同+8.52%)、TOPIX(同+5.38%)に遠く及ばなかったのである。組入比率トップ10の順位は、公開買付の対象となったベネフィット・ワンが大きく上昇し2ヶ月ぶりに2位に返り咲き、ソフトバンクは連日上場来最高値更新し順位は変わらず6位ながら5位に肉薄し、FPGも連日年初来高値更新し8位から7位に上昇したのである。10月末の配当権利落ちからのリバウンドが大きかったケネディクス不動産投資法人が9位から8位に上昇し、逆に三菱HCキャピタルは急上昇の反動落から2ヶ月連続で順位を一つずつ下げたのである。
個別のプラス要因は、エムスリーからの公開買付が発表されたベネフィット・ワン、好決算、業績予想・配当予想の上方修正などがあった、トリドールホールディングス、ニチリン、バリューHR、FPG、王将フードサービス、帝国電機製作所、住友精化、東京鐵鋼、SBIリーシングサービス、立花エレテック、USEN-NEXT HOLDINGSなどの値上りが大きく貢献しているのである。
年初来高値更新は10月に11社と大きく減少したが、11月は26社(三機工業、すかいらーくホールディングス、トリドールホールディングス、ティーガイア、住友精化、ニチリン、東京鐵鋼、FPG、木曽路、マックスバリュ東海、イオン、フジ、みずほリース、リコーリース、USEN-NEXT HOLDINGS、ソフトバンク、王将フードサービス、ヒューリック、ホットランド、サンマルクホールディングス、サイゼリヤ、日本取引所グループ、吉野家ホールディングス、帝国電機製作所、Oneリート投資法人、タカラレーベン不動産投資法人)と、再度増加に転じたのである。また、今期の好業績、好業績予想あるいは増配予想が評価され、トリドールホールディングス、マックスバリュ東海、みずほリース、リコーリース、ソフトバンク、王将フードサービス、サイゼリヤ、日本取引所グループ、吉野家ホールディングス、帝国電機製作所の10社が上場来最高値更新し、9月11社、8月7社並みに回復しているのである。
個別のマイナス要因は、第2四半期決算短信がイマイチであったヤマダホールディングス、木曽路、ぴあ、そしてサラダに蛙が混入した事故が発生したサイゼリヤ、反動落の吉野家ホールディングスのほか、中国人観光客の増加が期待はずれということで共立メンテナンスが若干のマイナスなどが挙げられるのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位① 共立メンテナンス 比率 8.78% 騰落率 -0.26%
2位③ ベネフィット・ワン 比率 7.13% 騰落率 +41.19%
3位② ノエビアホールディングス 比率 5.12% 騰落率 -1.14%
4位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 3.98% 騰落率 +2.53%
5位⑤ サムティレジデンシャル投資法人 比率 3.09% 騰落率 -0.27%
6位⑥ ソフトバンク 比率 3.09% 騰落率 +5.48%
7位⑧ FPG 比率 2.79% 騰落率 +14.73%
8位⑦ スターアジア不動産投資法人 比率 2.69% 騰落率 +1.23%
9位⑩ ケネディクス不動産投資法人 比率 2.34% 騰落率 +7.55%
10位⑧ 三菱HCキャピタル 比率 2.32% 騰落率 -2.48%
現金 比率 17.65%
騰落率ベスト5
1位 ベネフィット・ワン +41.19%
2位 帝国電機製作所 +25.63%
3位 バリューHR +17.58%
4位 王将フードサービス +14.76%
5位 FPG +14.73%
騰落率ワースト5
1位 ヤマダホールディングス -10.32%
2位 吉野家ホールディングス -7.42%
3位 木曽路 -6.53%
4位 サイゼリヤ -6.21%
5位 ぴあ -5.69%