ご主人の主目標である年間配当500万円の進捗状況は、2023年の配当実績の合計で546万円(前年比+21万円)となり、目標を達成したのである。
12月29日現在、ポートフォリオの時価総額は212百万円(前月末比+3.94%)と2ヶ月連続増加し、日経平均株価(同-0.07%)、TOPIX(同-0.36%)を上回ったものの、その実情は12月21日に第一生命ホールディングスがベネフィット・ワンへの公開買付予定価格2、123円を公表した結果、前月末比40.10%上昇したことが大きく貢献しているのである。
また、組入比率の順位でも、第一生命ホールディングスによる公開買付予定価格2,123円により時価総額が大きく上昇したベネフィット・ワンが8ヶ月ぶりに1位に返り咲いたのである。Jリートは全般的に下落し時価総額を減らし、サムティレジデンシャル投資法人、ケネディクス不動産投資法人が順位を一つ下げ、替わってソフトバンクは初の5位、大和工業は初のトップ10入りの9位となったのである。
個別のプラス要因は、エムスリーと第一生命ホールディングスからの公開買付が発表されたベネフィット・ワンの他は、IR情報も無い中、高配当株(神戸製鋼所、東京鐵鋼)、株主優待株(外食、ティーガイア、バリューHR、GSIクレオス)、インバウンド株(共立メンテナンス、イオンモール)、リース(リコーリース、FPG)、そして円高(USEN-NEXT HOLDINGS、U-NEXTの海外コンテンツ調達コストが減少)などの値上りが大きく貢献しているのである。
年初来高値更新は、12月は10社(ヒューリック、ティーガイア、ニチリン、東京鐵鋼、フジ、リコーリース、USEN-NEXT HOLDINGS、ソフトバンク、王将フードサービス、Oneリート投資法人)と11月26社から大きく減少したのである。また、今期の好業績予想や、新NISAの思惑などから、ニチリン、リコーリース、USEN-NEXT HOLDINGS、ソフトバンク、王将フードサービスの5社が上場来最高値更新しているのである。
個別のマイナス要因は、サラダに蛙が混入した事故以来反動落もありサイゼリヤが大きく値下がりしたほか、反動落と思われる立花エレテック、外食などが挙げられるのである。
組入比率トップ10(〇数字は前月順位)
1位② ベネフィット・ワン 比率 9.58% 騰落率 +40.10%
2位① 共立メンテナンス 比率 8.79% 騰落率 +4.37%
3位③ ノエビアホールディングス 比率 4.83% 騰落率 -1.53%
4位④ タカラレーベン不動産投資法人 比率 3.79% 騰落率 -0.69%
5位⑥ ソフトバンク 比率 2.90% 騰落率 -2.17%
6位⑤ サムティレジデンシャル投資法人 比率 2.89% 騰落率 -2.49%
7位⑦ FPG 比率 2.77% 騰落率 +3.32%
8位⑧ スターアジア不動産投資法人 比率 2.57% 騰落率 -0.17%
9位⑪ 大和工業 比率 2.42% 騰落率 -0.28%
10位⑩ 三菱HCキャピタル 比率 2.18% 騰落率 -1.82%
現金 比率 16.37%
月間騰落率ベスト5
1位 ベネフィット・ワン +40.10%
2位 USEN-NEXT HOLDINGS +6.62%
3位 GSIクレオス +6.58%
4位 サンマルクホールディングス +6.21%
5位 神戸製鋼所 +5.37%
月間騰落率ワースト5
1位 サイゼリヤ -12.37%
2位 日本製紙 -5.46%
3位 立花エレテック -5.44%
4位 すかいらーくホールディングス -5.30%
5位 SFPホールディングス -5.11%