GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

イオンから2024年2月期第2四半期決算短信が発表されたのである

 10月11日、イオン(8267)から、2024年2月期第2四半期決算短信が発表されたのである。営業収益4兆7,113億円(前年同期比5.0%増)、営業利益1,176億円(同22.7%増)、経常利益1,119億 円(同17.4%増)といずれも過去最高を更新し、純利益233 億円(同29.3%増)、1株当たり利益27.27円(前年同期21.25円)、中間配当18円(同18円)と増収・増益なのである。主要8事業のうち6事業で増益、特に、GMS(総合スーパー)事業は営業利益36億円(前同期比+73億円)と10年振りに黒字転換、また、SM(スーパーマーケット)事業の営業利益164億円(同+79億円)が大きく貢献しているのである。

 このような前年同期比で好調な決算について、イオンは、「営業利益については、主力の小売事業であるGMS(総合スーパー)事業、SM(スーパーマーケット)事業、DS(ディスカウントストア)事業、ヘルス&ウエルネス事業では、収益性の高いプライベートブランド(以下、PB)の拡販、デジタルを活用した生産性の向上や使用電力の削減などのコストコトロールにより、また、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業では、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)下対比で客足の回復が進んだことから、増益となりました。」と説明しているのである。

 2024年2月期通期業績予想は、営業収益9.4兆円(前期比3.1%増)、営業利益2,200億円(同4.9%増)、経常利益2,100億円(同3.1%増)、純利益250億円(同16.9%増)、1株当たり利益29.25円、配当予想36円が見込まれているのである。純利益の進捗率は93.3%に達しているものの当初予想から変更がない点について、東南アジア圏の経済減速による国際事業の不透明感などから保守的な予想を維持したと推測されるのである。