5月2日、イオン(8267)から2024年2月期の配当金(18円)、定時株主総会招集通知、株主名簿管理人である三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画の案内が届いたのである。今回の定時株主総会も、インターネットのライブ中継を見ながら、質問や議決権行使ができるインターネット出席型株主総会が導入されたのである。そして、会場での出席も、インターネットでの出席も、事前に登録が必要となるのが注意点なのである。なお、視聴のみの場合、事前登録は不要なのである。
今回も、次のとおりイオンは議決権を行使した株主全員にイオン、イオンスタイル等で1日限り利用できる「株主さまご優待パスポート」がプレゼントされるのである。パスポートの特典は、食品、日用品等は5%引き、衣類等は10%引きなど、イオンカードのバースデーパスポートとほぼ同じなのである。さらに、スマート行使で議決権行使後アンケートに回答すると、イオンから抽選で3,000円の商品券を500名にプレゼントなのである。前期から200名増加して500名にプレゼントと言っても、イオンの株主数は919,934名(2024年2月末現在)と非常に多く、仮に株主の1/2がスマート行使をすれば当選確率は0.1%、とても当たりそうもないレベルなのである
また、三井住友信託銀行主催スマート行使プレゼント企画は、「スマートフォン用議決権行使ウェッブサイト「スマート行使」での議決権行使の後に、アンケートにご協力いただいた株主様の中から、抽選で応募者100名様につき1名様の割合で、QUOカード500円分を進呈します。」という内容なのである。結果は株主総会開催月(5月)の翌々月末頃、つまり7月末頃に結果が判明するのである。アンケートは株主の属性、株式保有歴、電子行使に関する意見のみなので、他社のアンケートに比べシンプルなのである。
因みに、2024年はこれで合計7回のスマート行使なのであるが、1月と2月に開催された臨時株主総会で計2回スマート行使したが、いずれもハズレが判明したのである。スマート行使は、2021年15回、2022年30回、2023年40回、全てハズレなので、通算87連敗中なのである。