海外旅行復活の第2弾ということで、先週、奥様と2泊3日ソウル旅行に行って来たのである。ソウルの楽しみの一つが、明洞に2店舗ある明洞餃子(ミョンドンギョジャ)なのである。メニューは全4種類(コングクスは4月~10月限定)と少ないが、前払い、早い、安い、美味いが特徴なのである。
ご主人と奥様が、いつも注文しているのが看板メニューのカルグクス10,000ウォンとマンドゥ12,000ウォンなのである。カルグクスは、鶏ベースのスープと麺(きしめんを細く平たくした形状)を一緒に煮込むのでトロトロしたスープで、寒い日には体が温まる最高のご馳走なのである。そもそもボリューム満点のカルグクスにはワンタンが添えられ、替え玉無料、ご飯無料と大食漢向きなのである。マンドゥはシュウマイ・小籠包に似た形状の野菜たっぷり餃子のようなものなのである。20年以上前はご主人も奥様もカルグクス1杯を食べたが、今や少食となり二人で、カルグクスとマンドゥを1つずつ食べているのである。
ご主人は、カルグクスとマンドゥも好きだが、ここのキムチを特に気に入っているのである。韓国ではどのお店も付け合わせでキムチを提供しているが、多くのお店のキムチは所謂古漬け風(少々酸味があり、水分が白菜から溶出している)なのだが、明洞餃子は浅漬けで、酸味がなく、少々しびれるような辛さなのである。普通の日本人は辛いと感じるかもしれないが、ご主人はソウルで一番気に入っているキムチなので、いつもおかわりをしているのである。