海外旅行復活の第2弾ということで、先週、奥様と2泊3日ソウル旅行に行って来たのである。韓国には、外国人旅行客用にTAX REFUND制度があるのであるが、前回のソウル旅行から4年も経過していたので、ご主人はすっかり忘れており、ソウル到着後慌ててTAX REFUND制度をネットで調べたのである。なお、韓国の消費税制度は正確にはVAT(付加価値税)であるが、TAX REFUNDと呼ばれているらしい。
当然であるが、買い物前にお店が税金還付サービスを提供する「Tax Refund」認証ブランド加盟店であるか必ず確認しなければならないのである。TAX REFUND制度は、1会計当たり3万ウォン以上(2024年から15,000ウォンに引下げ予定)で、一度の滞在期間中の購入額の上限はないのである。買い物の際には必ずパスポートを提示し、事後免税店で買い物後、付加税還付領収書を受け取り、空港や市内の還付カウンターに出向き、還付手続きをしなければならないのである。この場合には、ウォンの現金を還付してもらうが、還付カウンターが閉まっている場合と同様に、事後還付領収書に必要な情報を記入し、指定されたボックスに投函すれば、審査後1~2ヶ月ほどで決済したクレジットカードなどに還付されるのである。もう一つ当たり前であるが、購入日から3ヶ月以内に未使用・未開封の購入品を携帯して韓国から出国しなければならないのである。
以上のような原則だと少々手間暇掛かるので、今は即時還付制度が導入されているのである。1会計当たり3万ウォン以上50万ウォン以下で、1滞在中の購入額合計250万ウォンまでであれば、買物時に還付金を控除した額を決済すれば手続きが全て完了するという制度なのである。実施店舗は限定されるが、多くの大型小売店が実施しているのである。
ということで、ご主人と奥様はロッテマートソウル駅店に出かけ、韓国海苔(岩海苔)、お菓子類などを購入したのである。TAX REFUND対象品(食材はVAT非課税品)を71,500ウォン購入し、VAT9%6,500ウォン、免税事業者の手数料3,000ウォンを控除した3,500ウォンが還付され、71,500-3,500=68,000支払ったのである。パスポート情報を読み込むと、レシートの一番下に即時還付制度の残額枠が表示されているのである。因みに、管理手数料は、免税事業者、購入額により異なるようであるが、3,000ウォンも引かれるのではまとめ買いをしないと割が合わないと、ご主人は思ったのである。
ところが、レジ担当者が、入り口横のカウンターに行けというので出向いたところ、3,000ウォンチャージ済みのT money(非接触型電子マネー、カード自体3,000ウォンくらいで販売している)と辛ラーメン5袋がプレゼントされ、手数料以上のオマケが付いたのである。因みに、このオマケが恒常的なのか、期間限定なのかサッパリ分からないのである。