GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

王将フードサービス 祝! 上場来最高値更新

 10月31日、王将フードサービス(9936)から、好調な2024年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上高497億円(前年同期比10.2%増)、営業利益49億円(同30.6%増)、経常利益51億円(同5.5%増)、純利益38億円(同26.8%増)、1株当たり利益207.15円(前年同期163.50円)、配当70円(前年同期60円)と、増収・増益・増配なのである。好業績の要因について、王将フードサービスは、「昨年5月と11月に実施した価格改定による客単価の上昇効果に加え、客数が前年を大幅に上回ったことなどにより、店内飲食 売上が大きく伸びるとともに、テイクアウト&デリバリーも引き続き好調に推移いたしました。その結果、売上高は前年同期実績比10.2%の増収となり、前回発表した予想数値も3.5%上回りました。 利益面では、前年を上回る原材料や包材の単価上昇等があったものの、前述の増収効果に加え、「忘れられない中華そば」等の高付加価値商品の販売による粗利率の上昇や水道光熱費増加の抑制等により、営業利益、経常利益、及び親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期実績比で大幅な増益となり、前回予想も大幅に上回る結果となりました。」と説明しているのである。

 このような好業績を受け、同日、2024年3月期通期業績予想の修正が発表されたのである。売上高98,320百万円⇒101,394百万円(前期比9.0%増)、営業利益8,167百万円⇒9,300百万円(同16.5%増)、経常利益8,386百万円⇒9,527百万円(同4.2%増)、純利益5,388百万円⇒6,669百万円(同7.3%増)、1株当たり利益286.54円⇒354.35円と、いずれも上方修正されたのである。この修正理由について、王将フードサービスは、「前回発表した予想に対し、上期を好調な実績値に置き換えるとともに、下期については、本年10月17日に実施した一部商品の価格改定を売上高に、原材料価格等の下期上昇分を原価に反映させる修正を行いました。下期も上期同様に好調な業績を見込んでおりますが、緊張する世界情勢等による先行き不透明な経営環境に鑑み、下期営業利益を前回発表予想に据え置いた上で、通期業績予想の上方修正をいたしております。」と説明しているのである。

 因みに、第2四半期の好業績と通期業績予想の上方修正が評価され、翌11月1日の株価は急上昇、終値は前日比900円高(+12.89%)の7,880円、そして2日には8,150円と、2018年10月23日の8,050円以来、5年振りに上場来最高値更新したのである。

王将フードサービス 祝! 上場来最高値更新