GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

トリドールホールディングス 祝! 上場来高値更新

 11月14日13時10分、トリドールホールディングスから、2024年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上収益1,126億02百万円(前年同期比22.4%増)、事業利益47億25百万円(同70.9%増)といずれも第2四半期としては過去最高となり、本業の儲けを示す事業利益が前年同期比70.9%増と好調なのである。営業利益73億38百万円(同22.5%増)、純利益45億98百万円(同4.1%増)、1株当たり利益50.58円(前年同期48.64円)が少々低調なのは、新型コロナウイルス感染症に係る時短協力金等の剥落によるものなのである。

 このような好業績を受け、同日、「第2四半期(累計)連結業績予想と実績との差異及び通期連結業績予想の修正並びに中長期経営計画の修正に関するお知らせ」が発表され、2024年3月期通期業績予想が上方修正されたのである。売上収益2,120億円⇒2,310億円(前期比22.7%増)、事業利益96.5億円⇒137億円(同96.2%増)、営業利益66.5億円⇒100億円(同33.9%増)、純利益26億円⇒48億円(同25.4%増)、1株当たり利益25.47円⇒50.67円と、いずれも上方修正されたのである。通期業績予想の上方修正の理由について、トリドールホールディングスは、「2024年3月期第2四半期連結累計期間の業績については、多くの業態の1店舗当たり収益性が想定を上回って推移しました。売上収益は丸亀製麺、国内その他、海外事業の全セグメントで上期最高となり、計画を9.2%上回りました。事業利益も上期最高となり、計画を74.4%上回りました。営業利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益も計画を大幅に上回ったことから、通期連結業績予想を上方修正しました。」と説明しているのである。なお、配当予想7.5円(配当性向14.8%)は変更ないが、このような好業績が続けば増配もあり得るのである。

 因みに、株価は13時10分の発表直後前日比297円高(+8.04%)の3,990円、終値は217円高(+5.88%)の3,910円にととまったが、翌15日、前日比448円高(+11.5%)の4,358円と、8月16日につけた4,080円以来2ヶ月ぶりに上場来最高値更新したのである。この株価上昇は高成長を期待してのものと思われるが、既にPER70倍を超え、少々危うさを感じるのである。

トリドールホールディングス 祝! 上場来高値更新