11月13日、トーメンデバイス(2737)から2024年3月期第2四半期の株主優待の案内と中間報告書が届いたのである。トーメンデバイスの株主優待は、保有株数に応じて次のとおり健康オイル詰め合わせ、QUOカード、QUOカードPay、オホーツクFOODLabギフトセット、NISHIKIYA KITCHEN商品、ヘルシーオイル&絞りたて生しょうゆ、おこめ券、または日本赤十字社への寄付のうち1品を選択するのである。また、3年以上継続保有者には、保有株数に応じて、QUOカードまたはQUOカードPay(2,000円~5,000円)が追加で貰える長期保有株主優遇制度を導入しているのである。
株主優待は、専用ハガキまたはWEBで申し込みをするのであるが、締切りは12月8日、優待品の発送は1月下旬とずいぶんスローなスケジュールなのである。因みに、ご主人は300株を3年未満保有なのでQUOカード(3,000円)を選択し、速攻でWEB申込みをしたのである。因みに、来年は保有期間3年以上となるので、ご主人は5千円のQUOカードが選択する予定なのである。
10月26日に発表された2024年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高1,837億円(前年同期比17.3%減)、営業利益5,703百万円(同22.5%減)、経常利益3,413百万円(同5.4%減)、純損失4百万円(前年同期純利益2,724百万円)、1株当たり利益-0.59円(前年同期400.58円)と、減収・大減益なのである。その要因について、トーメンデバイスは、「データセンター・ストレージ、PC、スマートフォン向けに当社の主力製品であるメモリー製品の売上が減少したこと」、「取引先であるFCNT株式会社による民事再生手続き開始申立てを受け、同社に対する債権について取立不能または取立遅延のおそれが生じたこと、同社から受注した取引に関連する棚卸資産について収益性の低下のおそれが生じたことから特別損失(貸倒引当金繰入額および棚卸資産評価損)42億36百万円を計上」と説明しているのである。2024年3月期通期業績予想は、売上高3,550億円(前期比15.0%減)、営業利益63億円(同48.5%減)、経常利益45億円(同31.7%減)、純利益8.5億円(同82.7%減)、1株当たり利益124.98円、配当予想120円(配当性向96.0%)が見込まれているのである。