GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

共立メンテナンスから2024年3月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである

 11月9日、共立メンテナンス(9616)から、好調な2024年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。売上高986億62百万円(前年同期比18.7%増)、営業利益83億96百万円(同112.8%増)、経常利益82億12百万円(同117.2%増)、純利益47億04百万円(同105.2%増)、1株当たり利益120.61円(前年同期58.79円)、中間配当16円(前期10円)と増収・大増益・増配なのである。好業績の理由について、共立メンテナンスは、「留学生の入寮契約の回復・増加、また、2023年9月における訪日外国人客数がコロナ前の2019年同月の96%(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)まで回復するなどインバウンドの力強い回復に加え、全国旅行支援策の延長などもあり、寮事業、ホテル事業共に業績が回復いたしました。」と説明しているのである。

 このような増収・大増益を受け、2024年3月期の「連結業績予想及び期末配当予想の修正に関するお知らせ」が発表されたのである。売上高1,980億円⇒2,000億円(前期比13.9%増)、営業利益100億円⇒130億円(同77.4%増)、経常利益94億円⇒120億円(同68.6%増)、純利益61億円⇒70億円(同65.0%増)、1株当たり利益156.41円⇒179.42円(前期108.76円)と、いずれも上方修正されたのである。この修正の理由について、共立メンテナンスは、「当第2四半期連結累計期間におきましては、堅調な内需回復や留学生の増加、足元の訪日外国人客数がコロナ前の2019年水準近くまで回復したことに加え、エネルギーコストが想定を下回って推移いたしました。この結果を鑑み、2024年3月期の連結業績予想につきましては、事業環境の大幅な改善が見られる中、寮事業、ホテル事業共に想定を上回るスピートで業績が改善する見込みとなったため」と説明しているのである。

 また、2024年3月期通期業績予想の上方修正に伴い期末の配当予想は16円⇒20円となり、通期の配当予想も32円⇒36円(前期22円)、配当性向20.1%と上方修正されたのである。増配理由について、共立メンテナンスは、「配当金につきましては、目標配当性向20%を基準に「長期にわたり安定して着実に株主の皆様に報いる」を基本スタンスとして配当性向の向上に努めております。当期の配当予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の業績ならびに今後の事業展開を勘案し、2023年5月15日に公表した前回予想の期末配当を20円に増額修正いたします。」と説明しているのである。