3月25日、ジェイグループHD(3063)から、2024年2月期通期業績予想の上方修正が発表されたのである。ジェイグループHDは、1月29日に2024年2月期通期業績予想と配当予想の上方修正をしたばかりであるが、その後の好業績を踏まえ、再度上方修正したのである。売上高10,350百万円⇒10,433百万円(前期比29.2%増)、営業利益250百万円⇒309百万円(前期営業損失1,032百万円)、経常利益200百万円⇒305百万円(同経常損失901百万円)、純利益150百万円⇒247百万円(同純損失549百万円)、1株当たり利益12.76円⇒21.03円(前期-57.70円)と、いずれも上方修正され、特に利益面が大きく上方修正されているのである。
通期業績予想の上方修正の理由について、ジェイグループHDは、「冬季営業が好調であったことに加え、年間を通して既存店舗のリニューアル、新業態の開発、生産性の向上や本社費用の削減などに取り組んだことにより閑散期の2月を含めて収益性向上が継続いたしました。これにより連結売上高、連結営業利益が前回公表の業績予想を上回る見込みとなりました。 また、為替の影響を保守的に想定しておりましたが、円安が継続していることを踏まえ、連結経常利益、親会社株主に帰属する連結当期純利益につきましても、前回公表の業績予想を上回り上方修正となる見込みであります。」と説明しているのである。