2月13日8時半、木曽路(8160)から、2024年3月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高387億70百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益10億89百万円(前年同期営業損失11億33百万円)、経常利益11億28百万円(同経常損失10億92百万円)、純利益7億88百万円(同純損失12億88百万円)、1株当たり利益28.00円(前年同期-46.06円)と、増収・増益なのである。
このような好業績を受け、同日、2024年3月期通期業績予想と配当予想の上方修正が発表されたのである。売上高530億円⇒525億円と下方修正しているが、営業利益16億円⇒20億円、経常利益16.2億円⇒20.2億円、純利益9.2億円⇒12.5億円、1株当たり利益32.67円⇒44.39円と、利益面はいずれも上方修正されたのである。この通期業績予想の修正理由について、木曽路は、「存店の売上高は堅調に推移しましたが、新規出店数が当初の計画より未達となる見込みです。そのため、売上高は前回予想を下回る見込みとなりました。一方、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、出店費用が想定を下回ったことに加え、客数予想をもとにしたシフト管理の徹底等による人件費のコントロール、新規仕入先との取引の推進による原価低減のほか、経費効率化を進めたことから前回予想を上回る見込みとなりました。」と説明しているのである。
また、2024年3月期通期業績予想の上方修正に伴い期末の配当予想は8円⇒10円となり、通期の配当予想も16円⇒18円(前期16円)と上方修正されたのである。増配理由について、木曽路は「2024年3月期の通期連結業績予想は、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を上回る見通しとなりました。そのため、2024年3月期の期末配当を2円増額し1株当たり10円とさせていただく予定です。したがって、年間配当金は中間配当金8円を含めて18円となる見込みです。」と説明しているのである。