8月14日、バリューHR(6078)から、2024年12月期決算短信第2四半期が発表されたのである。売上高3,962百万円(前期比17.2%増)、営業利益476百万円(同17.6%現)、経常利益485百万円(同18.4%増)、純利益315百万円(同19.8%増)、1株当たり利益11.76円(前期14.95円)、中間配当12円(前期12円)と、増収・減益なのである。増収・減益の理由について、バリューHRは、「新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が増加した結果、主にシステム利用料、健診事務代行サービスの処理件数が増加いたしました。また、健康保険組合の新規設立支援コンサルティングの獲得、並びに新規設立及び既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。これらの結果、増収となりました。顧客増加に伴う先行投資として、システム開発強化及び全社的な体制強化に伴う人員確保のために、派遣社員の増員等による売上原価が増加し、減益となりました。」と説明しているのである。
2024年12月期業績予想は、売上高8,165百万円(前期比15.0%増)、営業利益1,435百万円(同3.6%増)、経常利益1,500百万円(同2.8%増)、純利益1,000百万円(同3.1%増)、1株当たり利益36.52円、配当予想25円、配当性向68.5%、これらには変更は無いのである。因みに、2012年無配の後、2013年からの配当(株式分割調整後)は、1.56円、1.88円、3.75円、4.44円、5円、6円、8.25円、8.75円、12.25円、18円、そして2023年24円と11年連続の増配実績、2024年12月期配当予想25円なので12年連続増配の見込みなのである。