GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

イオンから2025年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである

 1月10日、イオン(8267)から、2025年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである。営業収益7兆4,705 億円(前期比6.3%増)、営業利益1,175億円(同17.7%減)、経常利益1,020 億円(同23.3%増)、純損失156億円(前年同期純利益183億円)、1株当たり利益-18.30円(前年同期21.47円)と増収・減益なのである。業績が不調な要因は、インフレで売り上げは増加しても、「日常生活における節約志向と、高付加価値商品・サービスへの積極的な支出への個人消費の二極化傾向」ということで、「高利回りな営業債権残高の増加により、資本収益性が向上した総合金融事業、増床やリニューアル効果で、賃料収入が増加したディベロッパー事業、すべての上場子会社の損益が改善したサービス・専門店事業が増益となりましたが、小売事業を構成する総合スーパー事業、スーパーマーケット事業、ディスカウントストア事業、ヘルス&ウエルネス事業、国際事業が減益となりました」という、イオンの説明に尽きるのかもしれないのである。

 2025年2月期業績予想には修正はなく、営業収益10兆円(前期比4.7%増)、営業利益2,700億円(同7.6%増)、経常利益2,600億円(同9.5%増)、純利益は460億円(同2.9%増)、1株当たり利益53.74円と増収・増益を予想しているが、利益面でも進捗率が低いので下方修正の可能性もあり得るのである。配当予想は前期と同じ普通配当36円に、上場50周年記念配当4円を加えた40円(配当性向74.4%)が見込まれているが、業績が不調でも財務体力は十分なので配当は予想どおり実施される見込みなのである。