4月10日、フジ(8278)から、2025年2月期決算短信が発表されたのである。営業収益8,089億28百万円(前期比1.0%増)、営業利益129億53百万円(同14.3%減)、経常利益143億15百万円(同17.6%減)、純利益38億18百万円(同48.7%減)、1株当たり利益44.06円(前期85.80円)、配当30円(前期30円)、配当性向68.1%(前期35.0%)、DOE1.2%(前期1.2%)と、増収・減益となったのである。営業利益の減益要因は、光熱費、物流費などの増加、賃上げの継続的な実施、店舗のスクラップ&ビルド、既存店の修繕、新生フジ誕生祭の実施、本社移転など販管費の増加、純利益が半減した要因は、店舗等の減損損失、店舗閉鎖損失引当金等の特別損失を計上したことが挙げられるのである。
2026年2月期通期業績予想は、営業収益8,150億円(前年同期比0.8%増)、営業利益155億円(同19.7%増)、経常利益168億円(同17.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益55億円(同44.0%増)、1株当たり利益63.482円を予想しており、配当予想30円(配当性向47.3%)が見込まれているのである。