11月13日、モスフードサービス(8153)から、2025年3月期第2四半期の株主優待が届いたのである。モスフードサービスの株主優待は、株主優待券送付のご案内のとおり3月・9月末、保有株数・保有期間に応じて、株主優待券(500円券、使用期限2025年9月末)が貰えるのである。投資効率で言えば、保有株数に比例して株主優待券が貰えるので、保有期間3年未満であれば100株、300株、500株または1,000株いずれでも同じなのであるが、保有期間3年以上であれば、100株が最も効率的なのである。
11月8日に発表された2025年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高475億78百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益27億11百万円(同14.5%増)、経常利益28億48百万円(同11.0%増)、純利益17億82百万円(同18.8%増)、1株当たり利益57.76円(前年同期48.64円)、中間配当15円(前期14円)と、増収・増益・増配なのである。好業績の要因は、主たる事業である国内モスバーガー事業が堅調だったことに加え、税金費用が減少したこと等が挙げられるのである。
2025年3月期通期業績予想には修正はなく、売上高940億円(前期比1.0%増)、営業利益42億50百万円(同1.5%増)、経常利益44億50百万円(同1.3%増)、純利益26億50百万円(同3.0%増)、1株当たり利益85.91円(前期83.45円)を予想しており、配当予想は30円(配当性向33.6%)が見込まれているのである。なお、通期業績予想に対する進捗率を見ると、営業利益63.8%、経常利益64.0%、純利益67.2%といずれも高く、期末に向けて上方修正の可能性は十分期待できるのである。