GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ケーヨーデーツーは新型コロナウイルスのおかげでリーマンショック後の最高値を更新

 今年は新型コロナウイルスが世界中を席巻した結果、人々の生活様式、余暇の過ごし方、仕事の仕方などが大きく変化し、同時に世界的に需要が減少し、リーマンショック時以上にマイナスの経済成長が予想されているのである。当然ながら株式市場は低調に推移し、ご主人が保有する株も3月には大きく下落し、多くの株は未だ2019年末の水準を回復できていない状況である。

 そんな中で、需要が増加した数少ない分野の一つが巣籠り需要であるDIY、日用消耗品・衛生用品なのである。風が吹けば桶屋が儲かるではないが、新型コロナウイルス感染拡大⇒外出自粛⇒⇒ヒマでDIYに目覚める⇒ホームセンターでDIYグッズを購入(日用消耗品・衛生用品も購入)⇒ホームセンターの株上昇、という因果関係である。

 ご主人は数あるホームセンターの中で、ケーヨー(コード8168)を長期保有しているのである。長年株価が400円~600円と低空飛行を続けていた株価が久々に大きく上昇し、7月30日には、リーマンショック後の最高値、959円を記録したのである。ケーヨーはホームセンターのケーヨーデーツーを運営しているのだが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出自粛により自宅でできるDIYが脚光を浴びたこと、日用消耗品・衛生用品が売れたことが大きな要因であるのはモチロンであるが、長年の低迷を背景に、DCMグループ(カーマ、ダイキ、ホーマック、サンワ、くろがねやケーヨーデーツー、ホーマックニコット、ホダカ)に参加し、商品力を強化した成果でもある。

 ケーヨー株主優待は、2月末、8月末、1,000株以上保有の株主に優待カードが提供されている。

  1,000株以上 優待カード(10%割引)

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ケーヨーデーツーの株主優待カード

 優待カードは、ケーヨーデーツー全店舗での買い物時にレジに呈示すれば、全商品を10%割引で購入できるのである(現金払い限定)。勿論、回数制限は無いのである。特にお得感があるのは、灯油である。灯油を販売している店舗は多くないのは利便性に欠けるが、灯油の値段自体はそれなりに安い上に、10%割引なので非常にお得感があるのである。

 なお、売買の単位株は100株であるが、残念なことに100株では株主優待は無いのが、長年の低迷の要因の一つかもしれない。100株以上保有者にも株主優待、例えば、5%割引の優待カード、あるいは、10%割引券2枚などを提供したら、もっと注目されるのではないであろうか。

 ご主人が、ケーヨーを購入するきっかけは、農業を営む両親に、農作業用具、肥料、苗、日用消耗品などを、少しでも安く買ってあげることであり、長年ケーヨーの株価が低迷しても保有し続けた理由でもあるのだ。