5月25日、ケーヨーD2を展開するケーヨー(8168)から、2023年2月期の株主優待と期末配当(7.25円)が届いたのである。ケーヨーの株主優待は、2月末、8月末、1,000株以上保有の株主に株主優待カード(10%割引、有効期限半年)なのである。株主優待カードは、次のとおりケーヨーD2での買い物時にレジに呈示すれば、現金払い限定ではあるが商品を10%割引で購入できるのである。勿論、回数制限は無いのである。
今回の株主優待カードは、従来とサイズは変わらないが薄手のプラスチックシート状に変更されたのである。これまでの株主優待カードはクレジットカード、キャッシュカードのように厚みのあるプラスチックカードであったが、今回の変更は経費節減のためなのかもしれないのである。そして、株主優待カードのデザインは、一般社団法人障がい者自立推進機構が運営する事業「パラリンアート(Paralym Art)」に、障がい者アーティストが創作し登録したアートなのである。パラリンアートのアートの採用は2022年から始まって、今回で2作品目なのである。一般社団法人障がい者自立推進機構のHPでは、パラリンアートについて、「パラリンアートは障がい者アーティストとひとつのチームになり、社会保障費に依存せず、民間企業・個人の継続協力で障がい者支援を継続できる社会貢献型事業を行います。」と紹介しているのである。因みに、ご主人のポートフォリオのなかでは、FPG(7148)、ティーガイア(3738)、みずほリース(8425)、稲畑産業(8098)、NECキャピタルソリューション(8793)、ケーヨーの6社がオフィシャルパートナー企業なのである。
最後に、今回の株主総会には、株主(LIM JAPAN EVENT MASTER FUND)より、株主総会の議案として、(1)定款一部変更(政策保有株式の売却)の件、(2) 自己株式の取得の件、(3) 定款一部変更(資本コストの開示)の件が提出されたが、いずれもあっさり否決されたのである。