GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

コロナ禍に負けずアビストは予想どおり102円配当するのである

 ご主人は、毎日、投資の参考となる情報を収集するため、日経電子版の適時開示速報をチェックしているのである。

 11月11日、機械設計やシステム・ソフトウェア開発を請け負っているアビスト(証券コード6087)から、2020年9月期の決算短信が公表されたのである。コロナ禍、売上高は92億65百万円(前年同期比1.5%増)と健闘したが、営業利益は8億31百万円(同35.9%減)、経常利益は8億16百万円(同39.6%減)と利益は大きく減少したのである。特に3Dプリント事業における減損損失4億42百万円が特別損失となったことが大きな要因で、親会社株主に帰属する当期純利益は1億39百万円(同85.3%減)と残念な結果になったのである。

 配当は会社予想どおり102円と決定、その理由を「当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置づけ、継続的かつ安定的な配当を実施することを基本方針としております。令和2年9月期において特別損失計上により収益性の低下がありましたが、特別損失計上は第15期のみに該当する事項である点、第15期においてはコロナウイルス感染症拡大の状況下で主力とする設計アウトソーシング事業の業績が堅調に推移した点や第18期までの中期経営計画の業績の見通し等を総合的に勘案した結果・・・」と説明しているのである。2020年9月期、特別損失という一時的な問題が発生したが、コロナ禍であっても売上げ、収益とも十分挙げられる自信の結果ではないかと、ご主人は評価しているのである。

 同時に、2021年3月の株主優待についても、アビストの子会社であるアビストH&Fの「浸みわたる水素水」と発表され、従来と同じように以下のとおり保有株数に応じてもらえるのである。 

  100株以上 1ケース(1ヵ月分)

  200株以上 2ケース(2ヵ月分)

  1,000株以上 5ケース(5ヵ月分)

 トロの一言。雨にも負けず、コロナにも負けず。