1月12日、マックスバリュ関東、マルエツ、カスミを運営するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(証券コード3222)から、2021年2月期第3四半期決算短信が発表されたのである。営業収益5,490億円(前年同期比6.7%増)と小幅な増加であるが、営業利益138億円(同194.5%増)、経常収益140億円(188.3%増)、純利益77億円(同530.8%増)といずれも前年同期比で大きく増加しているのである。
このような好調を受け、2021年3月期期末の配当の修正(増配)も併せて発表されたのである。この発表の中で配当予想修正の理由を「2021年2月期の期末配当予想につきましては、コロナ禍の環境においても、当社の株式を保有しご支援頂いている株主の皆様に、今期の業績予想を踏まえた利益還元を行いたく、期末配当の8円00銭に加え、特別配当として2円00銭の増配を実施し、期末配当を1株当たり10円00銭といたします。」と説明しているのである。
要するに、第2四半期の8円と合わせて年間18円の配当となるのである。株主優待は100株保有で年間6千円分の割引券(または優待品)なので、配当と割引券と合わせての利回りは、1月12日の終値(1,176円)で、6.6%なのである。
コロナ禍で減配・無配企業が続出したので、僅か2円の増配とはいえ、ご主人は喜んでいるのである。