4月8日、マックスバリュ関東、マルエツ、カスミを運営するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(証券コード3222)から、2021年2月決算短信が発表されたのである。営業収益7,338億円(前期比6.1%増)と小幅な増加であるが、営業利益191億円(同104.4%増)、経常収益194億円(101.9%増)、純利益88億円(同440.5%増)といずれも前期比で大きく増加しているのである。このような好調な決算を受け、2021年3月期期末配当は、1月12日発表のとおり特別配当として2円増配され計10円となり、第2四半期の8円と合わせて18円となったのである。
2022年2月期の業績予想は、営業収益7,270億円(前期比0.9%減)、営業利益130億円(同32.0%減)、経常利益132億円(同32.1%減)、純利益45億円(同49.1%減)、配当16円(前期は特別配当2円を含む18円)と、コロナ禍収束の見通しが立たない状況であることから保守的な業績予想になっているようなのだ。