10月18日、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人(3278)から2021年7月期の分配金が届いたのである。ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人は、住居(賃貸住宅)とヘルスケア施設(介護施設)メインとする複合型のリートなのである。歴史的には住居型リートであったケネディクス・レジデンシャル投資法人とヘルスケア施設型のジャパン・シニアリビング投資法人2018年3月に合併してできた投資法人なのである。2つのリートが合併した2018年3月以降の分配金の推移を見ると、2018年7月が4,026円、その後、4,039円、4,063円、4,064円、4,065円、4,066円、そして2021年7月期4,117円と、コロナ禍においても稼働率は高く極めて安定しているのである。
いわゆる端境期である1月/7月決算期のリートであること、住居型、ヘルスケア施設型は景気変動を受けにくく安定して稼働しているところを、ご主人は非常にありがたいと思っているのである。そして、今期以降の分配金予想も、2022年71期4,101円、2022年7月期4,101円と安定しているのである。
リートの投資口価格が全体的に上昇していること、そしてケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人の安定性も評価されたのかもしれないが、7月116日には投資口価格は246,300円と上場来最高値更新し、10月22日は少し下落したが215,200円とまだまだ高値で推移しているのである。因みに、2022年1月期及び2022年7月期の分配金予想は計8,202円なので利回りは3.81%とだいぶ低下しているのである。
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人は投資主優待を実施しており、1口以上の保有者に対し、保有しているヘルスケア施設が実施している、無料日帰り施設見学、無料体験入居のほか、施設利用料などの割引を実施しているのである。