GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

日本取引所グループから2022年3月期業績予想の上方修正と増配予想が発表されたのである

 3月22日正午、日本取引所グループ(8697)から、2022年3月期業績予想及び期末の1株当たり配当予想について、2021年10月27日発表された1回目の上方修正と増配予想に続いて、2回目の業績予想と配当予想の修正が発表されたのである。営業収益1,310億円⇒1,355億円、営業利益675億円⇒735億円、税引前利益675億円⇒735億円、純利益460億円⇒500億円、1株当たり利益86.88円⇒94.43円といずれも上方修正されたのである。業績予想の上方修正の理由について、日本取引所グループは、「連結業績予想数値の前提となる通期の1日平均の売買代金・取引高について、最近の市況動向を踏まえ、株券等を3兆7,500億円(前回開示資料比2,500億円増)、長期国債先物取引を34,000単位(同4,000単位増)、TOPIX先物取引を96,000単位(同1,000単位減)、日経平均株価先物取引を178,000単位(同8,000単位増)、日経平均株価指数オプション取引を235億円(同5億円増)に見直すこととし」と説明しているのである。

 このような業績予想の上方修正に伴い、期末の配当予想は27円⇒46円と増配となり、第2四半期の配当実績26円と合わせて、年間配当72円が見込まれるのである。増配の理由について、日本取引所グループは、「具体的には、配当性向を60%程度とすることを目標としております。上記方針のもと、2022年3月31日を基準日とする期末配当予想について、今回の連結業績予想の修正により親会社の所有者に帰属する当期利益の増額が見込まれることから、普通配当を1株当たり31円に修正いたします。」と説明しているのである。

 因みに、この発表は3月22日の正午に行われたのであるが、後場直後に2,299円と当日の最高値を付けたものの、その後は2,290円前後で推移し、発表に対して実に薄い反応なのである。