GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

みずほリースから2022年3月期業績予想の下方修正が発表されたのである

 3月24日、みずほリース(8425)から、2022年3月期業績予想の修正(下方修正)が発表されたのである。売上高5、500億円⇒変わらず、営業利益300億円⇒190億円、経常利益330億⇒240億円、純利益230億円⇒180億円、1株当たり利益475.49円⇒372.12円なのである。修正理由について、みずほリースは、「アジアを中心とした航空業界の回復の遅れによる影響や、それに伴う破綻先債権の売却損計上等のほか、長期化するコロナ禍で半導体不足等の大きな影響を受けた一部債権に関して、業績予想策定時の想定を上回る引当を計上することなどから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも前回予想を下回る見込となり」と説明しているのである。つまり一部債権が不良化しているので、引当金を増やさざるを得ないということなのである。業績予想が下方修正されたものの、配当予想については変更がないことから、年間配当予想110円はそのまま実施される見込みであり、配当性向は23.1%⇒29.6%へ上昇するものの、まだまだ余裕なのである。

 因みに、ウクライナ戦争の影響について、みずほリースは、「足元ロシア・ウクライナ情勢の緊張による当社単体および当社子会社への影響は軽微ですが、ロシア企業に対してエクスポージャーを有する当社関連会社への影響は現時点では精査中で確定しておりません。」と説明しており、取引先がどの程度影響を受けているのか未確定ということで、さらなる引当金の引上げの可能性もあるということなのである。

 トロの一言、「ロシアよ、早く撤退しろ!」