5月16日、多数の外食ブランドを運営するクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)から、2022年2月期の株主優待、期末配当、株主総会招集通知が届いたのである。クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待は、2月末、8月末、保有株数、保有年数に応じてレストランで利用できる株主優待券(500円券、有効期限は半年)が、次のとおりもらえるのである。
株主優待券は、かごの屋、しゃぶ菜、デザート王国、つけめんTETSU、TANTO TANTO、雛鮨、磯丸水産、鳥良など、2022年4月1日現在、238ブランド、883店舗で利用できるのである。投資効率から言えば、保有期間1年未満の場合100株または200株、保有期間1年以上の場合には、100株、200株または400株を家族で保有するのがもっとも効率的なのである。
2022年2月期決算短信によれば、売上収益783億円(前期比5.2%増)、営業利益76億円(前期営業損失141億円)、税引前利益71億円(前期税引前損失150億円)、純利益59億円(前期純損失138億円)、1株当たり利益30.58円、配当は前期の無配から4.5円(期末3円、第2四半期1.5円)と復活したのである。不採算店舗を中心とした退店を徹底して、筋肉質なコスト構造への転換を推し進め、増収・営業黒字を確保し、加えて時短営業協力金等が利益を押し上げたのである。
2023年2月期業績予想は、売上収益1,150億円(前期比46.8%増)、営業利益73億円(同4.4%減)、税引前利益68億円(同4.7%減)、純利益45億円(同24.0%減)、1株当たり利益21.41円、配当予想6円を見込んでいるのである。コロナ禍による時短営業がなくなり売上が増加し、時短営業協力金等がなくなり利益が減少するという予想なのである。