9月9日、丸亀製麺などを運営するトリドールホールディングス(3397)の株価はザラ場で3,075円と、2021年11月8日につけた3,050円以来、10ヶ月振りに上場来最高値を更新したのである。株価好調の理由は、8月12日に発表された2023年3月期第1四半期決算短信で、売上収益438億円(前年同期比17.1%増)と好調な上、営業利益47億円(同1.6%減)となったものの、時短・休業補助金の計上により、2023年3月期通期業績予想の40億円を上回る好決算だったことが挙げられるのである。この決算短信の発表を受け、翌営業日(15日)の株価は2,921円(+392円、+15.50%)と大きく上昇したのである。
好決算の背景には、主力の丸亀製麺を中心に全部門が増収、新型コロナの影響緩和により前年同期と比較しイートインが大きく回復し、テイクアウトも引続き堅調で、新商品投入も好評なのが挙げられるのである。
追記:翌営業日の9月12日3,090円、13日3,120円と連日上場来最高値更新したのである。