1月11日、トリドールホールディングス(3397)の株価は前日比40円高(+0.92%)の4,405円と、2023年11月22日につけた4,392円以来約2ヶ月ぶりに上場来最高値更新し、翌12日も4,511円と2日連続上場来最高値更新したのである。トリドールホールディングスの株価は、2018年12月を底に多少の凸凹はあるものの上昇を続け、直近では2023年11月14日に発表された好調な2024年3月期第2四半期決算短信をきっかけに上場来最高値更新したのである。
トリドールホールディングスはM&Aを繰り返し高い成長が期待できるとは言え、12日の株価ベースで見ると、PER81.10倍、PBR4.82倍、予想配当利回り0.17%と買われる過ぎ感がある水準まで上昇しているのである。ということで、上場来最高値更新の材料を挙げるならば、高成長の期待と株主優待ということで、3月の権利取りを狙い新NISA口座で購入する人が増えたのかもしれないのである。