9月16日、奥様が証券口座を開設しているマネック証券から、「NISA・ジュニアNISAロールオーバーのお手続き変更について」と題する案内が送付されてきたのである。マネックス証券は、これまでNISAのロールオーバーの手続きを、ロールオーバー移管依頼書を郵送というアナログな手続き、しかもA4サイズの書類なので、紙、封筒、郵便料金が必要となる効率の悪い手続きだったのである。それが、今年からからウェブサイトから申し込みできる旨の案内なのである。なお、PC・スマートフォンなどが一時的に利用できず、ウェブサイトからのお申込みが困難な顧客には、郵送での手続きも用意してあるのである。
NISAがスタートしたのは2014年、最初のロールオーバーの手続きは2018年ということで、2018年から2021年と4回にわたったアナログな手続きが、漸くウェッブ手続きに切り替わったのである。SBI証券は最初のロールオーバーである2018年からウェッブ手続きを採用していたので、マネックス証券の遅れは、日本のデジタル化の遅れを垣間見るようなものなのである。
このように便利な手続きが導入されたのであるが、奥様は将来の相続手続きを簡単にするため証券口座をSBI証券に一本化する最中ということで、2023年からNISAはSBI証券に変更する予定なのである。つまり、ロールオーバーはしないのである。