GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

AFC-HDアムスライフサイエンスから株主優待制度の改悪が発表されたのである その2

 2月6日、AFC-HDアムスライフサイエンス(2927)から、株主優待制度を2期連続して改悪する旨が発表されたのである。しかも、この変更は2023年2月末から適用にもかかわらず、つまり2月24日の権利日の18日前という間際なのである。ということで、経営陣に対する不信感が募るだけであり、1,000株ずつ保有しているご主人と奥様は、追加で1,000株または2,000株を購入しても投資効率が悪く、新しい株主優待制度では100株と1,000株とも同じ内容となるので、1,000株を保有する必然性はないことから全株を速攻で売却したのである。

 ところが、2月16日午後12時10分、AFC-HDアムスライフサイエンスから、『2023年2月6日公表「株主優待制度の変更に関するお知らせ」のとおり、ご案内をさせて頂きましたが、株主の皆様から多数の否定的なご意見を頂き、株主優待に対する期待の高さを痛感いたしました。」という理由とともに、再度株主優待制度の変更が発表されたのである。結局、2022年1月14日に発表された前株主優待制度と比較すると、1,000株保有者が改悪(引換券が1万円⇒5千円)なった以外、ほとんど同じ内容となったのである。推測するに、経営の多角化(飲食業、百貨店、日本語学校、旅行業)に邁進するための資金を捻出するため、株主優待費用を節約しようと独りよがりの創業者が独断で決定した株主優待制度の変更が、株主から猛烈な批判を浴びた上、株価が大きく下落したことに慌てて、株主優待制度を修正したというのが実態ではないのか・・・

 因みに、2月16日の株価は、前場は800円前後で推移していたが、午後12時10分の発表受け、後場は820円~830円程度で推移し、終値は830円なのである。2月6日の株主優待制度の改悪以前は株価は900円台後半まで上昇していたのと比較すると、さほど評価されていないのは、多数の1,000株保有者が再度の株主優待制度の修正をあまり評価していないからと推測されるのである。

 参考までに、株主優待制度の変遷を新しい制度から以下のように順に並べている。①2月16日に発表された最新の株主優待制度、②2月6日に発表された株主優待制度、③2022年1月14日に発表された前株主優待制度、④前々株主優待制度

①2月16日に発表された最新の株主優待制度

②2月6日に発表された株主優待制度(上)、③2022年1月14日に発表された前株主優待制度(下)

④前々株主優待制度