GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

ティーガイアから2023年3月期第2四半期の株主優待と配当が届いたのである

 12月7日、携帯販売代理店を全国展開し、QUOカードを子会社としているティーガイア(3738)から2023年3月期第2四半期の株主優待と配当(37.5円)が届いたのである。ティーガイア株主優待は、今期(2023年3月期)から株主優待制度が一部変更され、3月末、9月末、保有株数、保有年数に応じて次のとおりQUOカードが貰えるのである。

株主優待制度

 ご主人と奥様は300株ずつ、半年以上3年未満の保有なので1,000円分のQUOカードなのである。QUOカードのデザインについて、「このQUOカードのデザインに、障がい者のアーチストの作品を使用しております。」、さらに、「株式会社ティーガイア障がい者アートを支援するパラリンオフィシャルパートナーです。」と、台紙に説明があるのである。QUOカードのデザインは、一般社団法人障がい者自立推進機構が運営する事業「パラリンアート(Paralym Art)」に、障がい者アーチストが創作し、登録したアートなのである。そして、これをパラリンアートのオフィシャルパートナー企業が、有償で版権を利用できるのである。因みに、ご主人のポートフォリオのなかでは、FPG(7148)、みずほリース(8425)、稲畑産業(8098)、ケーヨー(8168)、ティーガイアの5社がオフィシャルパートナー企業なのである。

QUOカード

 11月4日に発表された2023年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高2,128億円(前年同期比3.4%減)、営業利益36億円(同25.8%減)、経常利益56億円(同24.0%減)、純利益41億円(同23.3%減)、1株当たり利益円74.23円(前年同期96.81円)と、増収・減益となったのである。この減益の要因は、通信事業者の解約手数料条件の改定、機種変更件数の減少により、手数料収入の減少、さらにカード退蔵益(QUOカード)の認識額が25億円から17億円に減少したことが大きく影響しているのである。機種変更件数の減少は、高機能化と円安による機種代金の値上り、オンライン契約の普及が背景にあるので、今後簡単には業績が上がることは考えにくく、株価もこの1年は1,600円から1,700円の水準で見事に横這いなのである。

 2023年3月期通期業績予想は、売上高4,830億円(前期比1.4%増)、営業利益112億円(同6.0%増)、経常利益154億円(同0.1%増)、純利益100億円(同5.5%減)、1株当たり利益179.32円、配当予想75円(期末37.5円)、配当性向41.8%が見込まれているのである。