11月14日、バリューHR(6078)から、好調な2023年12月期第3四半期決算短信が発表されたのである。売上高5,135百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益941百万円(同18.7%増)、経常利益1,010百万円(同15.6%増)、純利益668百万円(同15.4%増)、1株当たり利益25.51円(前年同期22.10円)と、増収・増益となったのである。好業績の要因について、バリューHRは、「新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が増加した結果、主にシステム利用料、健診事務代行サービスの処理件数、特定保健指導実施件数が増加いたしました。また、健康保険組合の新規設立支援コンサルティングの獲得、新規設立ならびに既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。営業外収益として主に投資有価証券売却益を計上し、増益となりました。」と説明しているのである。
このような好業績を受け、同日、バリューHRから、「配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」が発表され、2023年12月期の期末配当予想を2円増配し、12円(前回予想10円)に上方修正されたのである。これにより、年間配当予想は24円(前期18円)が見込まれるのである。
因みに、増配を評価したのか、翌15日の株価はジワジワと上昇、終値は前日比79円高(+6.09%)の1,377円と、この日の最高値で終わったのである。