GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

木曽路から2024年3月期第2四半期の株主優待と配当が届いたのである

株主優待

 12月1日、木曽路(8160)から、2024年3月期第2四半期の株主優待と配当(8円)が届いたのである。木曽路株主優待は、次のとおり、3月・9月末、保有株数に応じて、木曽路グループが運営する飲食店舗で利用できる株主優待券(有効期限2025年1月末)である。

株主優待の案内

 株主優待券は、木曽路、大将軍、くいどん、とりかく、鈴のれん、からしげ等、木曽路グループが運営する各店舗で、飲食代、店舗の物販(土産類、中元商品、歳暮商品、おせち)に利用できるのである。もちろん最近流行のお持ち帰り弁当にも使えるのである。木曽路株主優待券は保有株数に比例して増えるので、余裕資金があるなら家族で500株、1,000株を保有するのがお薦めである。一つ注意する点は、株主優待券の額面は1,000円であるが、これは消費税抜きの飲食代金からの割引となるので、店内飲食の場合は消費税込み1,100円、お持帰りの場合は消費税込み1,080円の価値があるのである。

 最後に、11月10日に発表された2024年3月期第2四半期決算短信によれば、売上高238億円(前年同期比19.1%増)、営業損失396百万円(前年同期営業損失1,697百万円)、経常損失380百万円(同経常損失1,677百万円)、純損失412百万円(同純損失1,635百万円)、1株当たり利益-14.63円(前年同期-58.65円)、配当8円(同8円)と、増収ではあるものの利益面は依然大苦戦が続いているのである。その要因としては、販管費(人件費、原材料費、物流費、光熱費などの高騰)の負担が大きく、これをカバーできるほどの利益を計上できていないのである。

 2024年3月期通期業績予想は、売上高530億円(前期比15.4%増)、営業利益16億円、経常利益16.2億円、純利益9.2億円、1株当たり利益32.67、年間配当予想16円(期末8円)と、5月12日に公表した予想を据え置いているが、前期と同様、下方修正の懸念があるのである。