GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

木曽路から2023年3月期の株主優待と配当が届いたのである

 6月30日、木曽路(8160)から2023年3月期の株主優待、期末配当(8円)、株主通信が届いたのである。木曽路株主優待は、次のとおり、3月末、9月末、保有株数に応じて、木曽路グループが運営する外食店舗で利用できる株主優待券(有効期限2024年7月末)なのである。

株主優待の案内

 株主優待券は、木曽路、鈴のれん、からしげ、大将軍、くいどん等、木曽路グループが運営する店舗の飲食代、物販(土産類、中元商品、歳暮商品、おせち)に利用できるのである。もちろん最近流行のお持ち帰り弁当にも使えるのである。木曽路株主優待券は保有株数に比例して増えるので、余裕資金があるならば家族で500株、1,000株を保有するのがお薦めである。一つ注意する点は、株主優待券の額面は1,000円であるが、これは消費税抜きの飲食代金からの割引となるので、店内飲食の場合は消費税込み1,100円、お持帰りの場合は消費税込み1,080円の価値があるのである。

株主優待

 最後に、5月12日に発表された2023年3月期決算短信によれば、売上高459億円(前期比24.9%増)、営業損失581百万円(前期営業損失35億円)、経常損失515百万円(前期経常利益18億円)、純損失10億円(前期純利益6億円)、1株当たり利益-38.64円(前期25.15円)、配当16円(前期16円)と増収・減益なのである。コロナ禍の正常化ということで売上は大きく増えたが、各種コスト増による販管費の増加、時短休業協力金等の減少(53億円⇒45百万円)などの影響で依然として赤字が続いているのである。

 2024年3月期業績予想について、売上高530億円(前期比15.4%増)、営業利益16億円、経常利益16億円、純利益9億円、1株当たり利益32.67円と、時短休業協力金等無しでの黒字化を予想しており、配当予想16円(配当性向49.0%)を見込んでいるのである。ブランド展開については、コロナ禍を受け居酒屋業態の縮小、焼肉業態の強化(大将軍グループと合併、くいどんの積極的な出店)の結果、コロナ禍前の木曽路と居酒屋業態から木曽路と焼肉業態への変貌が完了したことから、ご主人は今期の黒字化を大いに期待しているのである。