12月27日、USEN-NEXT HOLDINGSの株価は、前日比85円高(+2.19%)の3,960円と、2021年9月16日につけた3,940円以来 3年3ヶ月ぶりに上場来最高値更新したのである。さらに翌28日も3,990円と2日連続上場来最高値更新したのである。
10月12日に2023年8月期決算短信が発表されて以来何もIR情報がないなか、それ以来じわりじわりと株価は上昇し、3年3ヶ月ぶりに上場来最高値更新したのである。ということで、上場来最高値更新した直接的な要因はないが、推測するに、好調な業績が続いていること、円高によりU-NEXTの海外コンテンツ調達コストの減少が見込まれること、U-NEXTとParaviの統合によりユーザーが増加したこと、コロナ禍の規制が解除され店舗サービス事業が好調なこと、そして、配当方針は配当性向は40%を公言しているものの2023年8月期11.7%と低いことから継続的に増配が期待できること、等々、考えられる要因は多々あるのである。