GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

大和工業 祝! 上場来最高値更新

 1月12日、大和工業(5444)の株価は前日比142円高(+1.83%)の7,921円と、2023年9月21日につけた7,909円以来約4ヶ月ぶりに上場来最高値更新し、翌15日も7,987円と2日連続上場来最高値更新したのである。

 大和工業の株価は、コロナ禍の2020年3月を底に多少の凸凹はあるもののじわりじわりと上昇を続け、2023年6月14日、株価は急上昇、一時前日比187円高(+3.20%)の6,028円と、2008年5月20日につけた5,940円以来、実に15年振りに上場来最高値更新したのである。その後も、バリュー株(高配当株)ブーム、PBR改善ブームに乗って上場来最高値更新を続けていたところ、2023年7月21日、東京製鐵(5423)の通期業績予想の上方修正をきっかけに、連想ゲームのごとく鉄鋼業全般に株価上昇が広がったのである。さらに、2023年9月4日、前日比187円高(+2.64%)の7,279円と上場来最高値更新し、その後も6日、7日、15日、19日、20日と上場来最高値更新を続け、21日には、一時497円(+6.71%)の7,909円と、またまた上場来最高値更新したのである。

 大和工業、12日の株価ベースで見ると、予想配当利回りは3.81%とだいぶ低下したが、PER7.95倍、PBR1.00倍と割高感はないのである。ということで、上場来最高値更新の材料を挙げるならば、高炉鉄鋼メーカーよりもエコな電炉鉄鋼メーカーであること、財務盤石、高配当株ということで、3月の権利取りを狙い新NISA口座で購入する人が増えたのかもしれないのである。

大和工業 祝! 上場来最高値更新