2月14日、バリューHR(6078)から、好調な2023年12月期決算短信が発表されたのである。売上高7,100百万円(前期比15.1%増)、営業利益1,385百万円(同16.1%増)、経常利益1,459百万円(同11.2%増)、純利益970百万円(同10.1%増)、1株当たり利益37.01円(前期33.58円)、配当24円(前期18円)、配当性向64.7%(同53.6%)と、増収・増益・増配なのである。好業績の理由について、バリューHRは、「新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用の受託業務が増加し、主にシステム利用料、健診事務代行サービス、並びに特定保健指導が増加いたしました。また、健康保険組合の新規設立支援コンサルティング並びに既設健康保険組合からのBPOサービス等の受注が増加いたしました。業外収益として投資有価証券売却益並びに受取配当金を計上し、増益となりました。」と説明しているのである。
2024年12月期業績予想は、売上高8,165百万円(前期比15.0%増)、営業利益1,435百万円(同3.6%増)、経常利益1,500百万円(同2.8%増)、純利益1,000百万円(同3.1%増)、1株当たり利益36.52円、配当予想25円、配当性向68.5%と、引続き増収・増益・増配を予想しているのである。因みに、2012年無配の後、2013年からの配当(株式分割調整後)は、1.56円、1.88円、3.75円、4.44円、5円、6円、8.25円、8.75円、12.25円、18円、そして2023年24円と11年連続の増配実績、2024年12月期配当予想25円なので12年連続増配の見込みなのである。