3月29日、ホットランド(3196)の株価は、前日比140円高(+7.04%)の2,128円と急騰し、2023年11月13日につけた2,092円以来、昨年来高値更新したのである。IR情報の無いなか急騰の原因は、やはり29日の朝(現地時間3月28日)、ロサンゼルス・ドジャースの今シーズン初のホームゲームで、大谷選手の活躍を伝えるニュースのなかで、ホーム球場「ドジャー・スタジアム」に、築地銀だこがオープンしたことが伝えられたことと推測されるのである。たこ焼きは6個入り、通常のソース味もドジャー・スタジアム限定たこ焼きも13.99ドル(約2,100円)と、日本の6個入りの4倍程度の値段、経済大国アメリカ値段だと感心してしまうのである。
なお、ドジャー・スタジアムへの出店は、3月24日、ホットランドから、「このたび“築地銀だこ”が、満を持して日本から世界へ向けてメジャーデビュー!今期、日本人選手の活躍が期待され、全世界から注目を浴び盛り上がっているロサンゼルス・ドジャースのホーム球場『ドジャー・スタジアム』に、日本を代表する“和のファストフード”として“ぜったいうまい!!たこ焼”を米国のベースボールファンへご提供いたします!また、ドジャー・スタジアムでしか味わえない『ドジャー・スタジアム限定たこ焼』も発売予定!ぜひご期待ください!」と、IR情報として開示されているのである。
ということで、大谷人気⇒ドジャー・スタジアム満員⇒球場めし⇒たこ焼き爆売れ、という連想ゲームなのかもしれないのである。とはいえ、現実的には、1店舗だけでは企業としての収益の影響は小さく、期待先行の感は否めず、ドジャー・スタジアムが全米で銀だこの出店が加速するきっかけになればと、ご主人は願っているのである。
因みに、上場来最高値は2015年4月の2,545円なので、上場来最高値更新はほど遠いのである。