3月29日、自動車用ホースを製造・販売しているニチリン(5184)から、2023年12月期の株主優待と配当(98円)が届いたのである。ニチリンの株主優待は、次のとおり12月末、保有株数、保有期間に応じたQUOカードなのである。
また、同日のニチリンの株価は、前日比125円高(+3.37%)の3,830円と、2月29日の3,770円以来、1ヶ月ぶりに上場来最高値更新したのである。2月14日に発表された大増益・大増配の2023年12月期決算短信にはあまり反応しなかった株価は、その後じわりじわり上昇、2月28日、29日と2日連続上場来最高値更新したのであるが、その後はまた低調だったが、3月12日を底に再びじわりじわりと上昇、29日上場来最高値更新したのである。上場来最高値更新の要因は、3月期の権利日(27日)を通過したことで、4月以降の配当・株主優待の権利狙いにが起きているのでは推測されるのである。