GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

リコーリース 祝! 上場来最高値更新

 3月15日、リコーリースの株価は、一時前日比120円高(+2.28%)の5,380円と1週間ぶりに上場来最高値更新し、翌18日5,410円、19日5,510円と、3日連続上場来最高値更新したのである。

 2023年9月14日、リコーリースの株価は4,600円と、2020年1月23日につけた4,585円以来、3年8ヶ月ぶりに上場来最高値更新し、その後もじわりじわりと上昇したのである。10月31日、リコーリースから、株式会社ガイア及びその関連会社2社に対する債権約54億円が取立不能又は取立遅延のおそれが生じたと悪い材料が公表されたものの、12月にかけて上場来最高値更新し続けたのである。2023年12月28日、4,825円と上場来最高値更新した後、29日4,865円、2024年1月4日4,895円、5日4,935円、9日4,960円と、5日連続上場来最高値更新したのである。その後も1月22日5,070円、23日5,150円、2月28日5,180円、3月1日5,200円、4日5,230円、7日5,240円、8日5,310円、15日5,380円、18日5,410円、19日5,510円と上場来最高値更新し続けたのである。つまり、半年にわたって上場来最高値更新を続けているのである。

 ということで、上場来最高値更新を続ける材料を強いて挙げるならば、同じリース業のみずほリースが、2023年11月8日に株主優待の廃止を発表したことから、同じQUOカード株主優待を実施しているリコーリースにシフトした可能性が考えられるのである。また、配当性向について、「配当の累進性と業界トップクラスの還元水準を意識し、持続的な成長と適正な資本構成及び財務体質の強化を図り、株主還元の拡充を目指す。配当性向は26/3期に40%以上、30/3期に50%を目安とする。」としていることも挙げられるのである(配当性向は2023年3月期36.2%、2024年3月期は特別損失を計上しているため54.5%)。そして、以前は高配当株であったが過去6ヶ月の株価上昇で2024年3月期の配当予想利回りは3月19日の終値ベースで2.72%とかなり低下したものの、PBR0.78倍、PER11.79倍と割高感はなく、昨今の株主優待ブームと相まって新NISAで購入する人が増えたのかもしれないのである。

リコーリース 祝! 上場来最高値更新