2月12日、WDI(3068)から、2025年3月末を基準日とする株主優待制度から、その一部変更及び株主優待券の電子化が発表されたのである。変更内容は、次の変更前・後表のとおり、①WDI VIP CARD(当社グループ国内直営店舗で20%割引)の廃止、②株主優待券の電子チケット化、③継続保有株主優遇制度に5年以上に加え10年以上の導入、なのである。

株主優待制度の一部変更及び株主優待券の電子化の理由について、WDIは、『ペーパーレス化の推進、紛失や破損リスク回避、第三者による不正利用防止などの観点より、「株主優待券」はQRコードを活用した電子チケットに変更、「WDI VIP CARD」の贈呈は廃止することといたしました。スマートフォン上での利用に変更となることで、慣れるまでは戸惑いやご不便を感じることもあるかと思いますが、当社グループが取り組む「サステイナビリティ経営」の一環としてご理解いただきたく存じます。また、株主の皆様のご意見も踏まえ、継続保有株主優遇制度に「継続保有期間10年以上」の区分を新たに設置させていただくことといたしました。』と説明しているのである。10年以上保有株主に6,000円の株主優待券を追加提供する点は評価できるが、WDI VIP CARDの廃止は明らかに改悪なのである。
因みに、ご主人のWDI保有期間は現在8年以上、10年以上となるのは2017年3月なのである。
同日発表された2025年3月期第3四半期決算短信によれば、売上高24,000百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益561百万円(同51.6%減)、経常利益690百万円(同43.3%減)、純利益1,512百万円(同79.5%増)、1株当たり利益242.07円(前年同期134.57円)なのである。営業利益の大幅な減少について説明がないが、売上高10億円の増加に対し販管費13億円の増加が大きく影響しているようなのである。
2025年3月期通期業績予想には修正はなく、売上高317億円(前期比2.4%増)、営業利益8.1億円(同42.3%減)、経常利益5.6億円(同64.9%減)、純利益11億円(同4.5%増)、1株当たり利益175.97円を予想しており、配当予想は17円(15円)が見込まれているのである。なお、第3四半期決算短信では純利益は15億円と通期業績予想の11億円を上回っているにもかかわらず、通期業績予想に修正はないことから、今後特損が計上されるかもしれないのである。