GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

朝日工業社

 ご主人が最近購入したのが、サブコンの朝日工業社(1975)なのである。朝日工業社の特色は、四季報のコメントを引用すれば、「空調・衛生工事の専業大手。メーカー機能持つハイテク環境制御装置に強み。環境技術開発も」なのである。購入にきっかけとなったのが、2月6日に発表された、「2025年3月期第3四半期決算短信」、「業績予想の修正、配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」なのである。つまり、業績の改善、利益率の上昇、高配当なのである。

 2025年3月期第3四半期決算短信によれば、売上高62,676百万円(前年同期比4.9%減)、営業利益4,048百万円(同40.6%増)、経常利益4,428百万円(同38.4%増)、純利益3,324百万円(同55.2%増)、1株当たり利益129.16円(前年同期83.34円)と、減収ながらも大増益なのである。

 また、「業績予想の修正、配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」によれば、2025年通期業績予想は、売上高925億円⇒900億円(前期比1.8%減)、営業利益60億円⇒64億円(同40.1%増)、経常利益62億円⇒67億円(同36.8%増)、純利益50億円⇒55億円(同48.2%増)、1株当たり利益194.20円⇒213.62円と、売上高は僅かに下方修正となったが、利益面はいずれも上方修正され、前期比では大幅な増益なのである。大幅な増益が続いている要因について、工事案件が豊富なところに、受注採算重視が奏功し、利益面の改善が大きいことが挙げられるのである。

 さらに、通期業績予想の上方修正に伴い配当予想も修正され、期末配当予想は100周年の記念配当20円を含む75円⇒85円(前期40円、株式分割調整済み)、通期配当予想100円⇒110円(60円)と上方修正され、前期比でも大幅な増配なのである。配当予想の修正理由について、朝日工業社は「当社は、株主の皆様への長期的利益還元を重要な経営課題の一つと考え、普通配当1株当たり年40 円を安定的に継続するとともに、連結配当性向40%以上を目標としております。 2025 年3月期の期末配当金につきましては、利益面が前回予想を上回る見込みであることから、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、特別配当について1株当たり10円の増配を実施することといたしました。」と説明しているのである。

 朝日工業社の各種指標をチェックすると、3月21日現在時価総額576億円と小規模ではあるが、24年3月実績のROE10.01%、25年3月の予想ROEは13.9%と上昇するのである。自己資本比率は59.4%と高く、現金等は179億円、有利子負債22億円と、財務基盤は安定しているのである。「業績予想の修正、配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」が発表された2月6日の株価は2,290円であるが、上方修正にもかかわらず株価はなぜか下落し(記念配当20円が次期には剥落懸念か)、このタイミングでご主人は購入したのである。3月21日の株価2,118円でみると、PER9.91倍、PBR1.38倍、配当利回りは5.19%とまだまだ割安感があるのである。