11月20日午後、パソコンを前にご主人はニコニコしている。どうしたのかと思ったら、ベネフィット・ステーション(官公庁や企業の福利厚生業務の運営代行サービス)を運営するベネフィット・ワン(証券コード2412)が、またまたザラ場で上場来の最高値を更新(3,150円)、終値でも3,145円となり、ご主人の保有株で初のダブル・テンバガー(double 10 bagger、買値の20倍)を達成したと、トロに説明してくれたのである。
ご主人はベネフィット・ワンを約15年前に購入し、その後は福利厚生のアウトソーシング・ブームに乗り業績を伸ばし、株式分割を繰り返し単元株単位では32倍(株数では3,200倍)に増え、減配もない超優良銘柄に育ったのである。もっとも、リーマンショック後には株価が低迷していたが、この時に購入していれば10年で40倍(カドラプル・テンバガー(quadruple 10 bagger))も可能だったお宝なのである。
因みに、ベネフィット・ワンは、11月20日に発売された月刊ダイヤモンド・ザイ1月号の特集「10倍株の鉄則③ 増配トレンドを見ろ!」にも紹介されているのである。