10月27日、日本取引所グループ(8697)から、好調な2022年3月期第2四半期決算短信が発表されたのである。営業収益655億円(前年同期比2.6%増)、営業利益360億円(前年同期比2.4%増)、税引前利益360億円(前年同期比2.3%増)、純利益は245億円(前年同期比3.3%増)と増収増益なのである。
また、同時に発表された「2022年3月期業績予想及び配当予想の修正のお知らせ」では、営業収益1,300億円⇒1,310億円、営業利益660億円⇒675億円、税引前利益660億円⇒675億円、純利益455億円⇒460億円といずれも上方修正されたのである。主たる修正理由は、従来の予想より株の売買代金が1日当たり500億円増加の見込みが挙げられているのである。さらに、この上方修正と配当性向目標60%程度を踏まえ、2022年3月期期末予想配当は1円増配の27円(年間53円)に修正されたのである。