GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

今週(2月28日~3月4日)のポートフォリオ

 今週も、ロシアのウクライナ侵攻、しかもザポリージャ原子力発電所攻撃、世界的なインフレ懸念、アメリカ市場の下落に影響され、前週よりは下落幅は小さくなったものの、TOPIX(前週比-1.62%)、日経平均株価(前週比-1.85%)とも3週連続下落なのである。

 ご主人のポートフォリオも、前週比-1.12%と3週連続マイナスではあるが、TOPIX、日経平均株価ほどは下落しなかったのは、リートの堅調さが下支えしたからなのである。今年の配当見込みは490万円と前週と変わらずなのである。

 今週の主なプラス要因は、USEN-NEXTホールディングス(9418)+5.60%、リンガーハット(8200)+5.19%、バリューHR(6078)+4.49%、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス(3222)+4.40%、スターアジア投資法人(3468)+4.36%などである。主なマイナス要因は、フジ(8278)-12.79%、ベネフィット・ワン(2412)-9.29%、FPG(7148)-9.09%、稲畑産業(8098)-8.31%、トーメンデバイス(2737)-7.23%、SFPホールディングス(7148)-5.23%、アルペン(3028)-5.11%などである。

 今週のトピックスは、2月25日の権利落ち日をものともせず、フジが2月28日に年初来高値更新するというサプライズが起き、WDIは、3月1日、2021年11月以来の年初来高値更新したのである。マックスバリュ西日本経営統合した四国最大のチェーンストアであるフジは、2月28日に3,150円と年初来高値更新したが、ウクライナ危機に伴う世界的な株価下落と相まって、3月1日にマックスバリュ西日本の株主に割り当てられたフジ株が流通し始めると大きく下落し、結局-12.79%に沈んだのである。また、WDIは、元々株主優待人気があり、ウクライナ危機にも負けず株価は安定しており、3月1日、2021年11月以来の年初来高値更新、3月末の配当と株主優待権利を狙った動きなのかもしれないのである。

 USEN-NEXTホールディングスは、2月28日、25年8月期まで4カ年の中期経営計画を発表したのである。数値目標として、売上高2,740~2,860億円(21年8月期実績2,084億円)、営業利益220~250億円(同156億円)など高い成長見通しを示したのが評価されたのか、株価は大きく上昇しているのである。この他、ウクライナ危機という地合の悪さの中、リートはほとんどプラスとなるなど堅調さをみせたのである。稲畑産業(8098)は、2月7日14時、2022年3月期通期業績予想の上方修正と増配の発表をきっかけに3週連続上場来最高値更新したが、今週は-8.31%反動が来たのである。