今週は、TOPIX(前週比-0.29%)は2週間ぶりの下落、日経平均株価(前週比-0.95%)は3週間ぶりの下落、ということで27日の大きな下落を28日に何とか取り返したというような相場なのである。ウクライナ戦争、ロシアへの経済制裁、中国のロックダウンなどに伴う供給制約による原油高、資源高、食料高、コロナ禍からの復活に伴うインフレ(金利上昇)、アメリカの金融引締強化など、世界的には懸念材料は事欠かないのである。日本は一時1ドル131円台の円安、ご主人は、円安と原油・資源・食料の高騰と相まって輸入品の価格上昇、ひいては消費者物価・企業物価の上昇、消費・投資の冷え込みという悪循環が、日本経済を冷え込ませる可能性が気になっているのである。
ご主人のポートフォリオは、時価総額1.81億円、前週比-0.24%と4週連続マイナスと苦戦しているのである。この要因は、NTT都市開発リート投資法人と投資法人みらいが4月末の権利落ちの下落、そして昨年急上昇したベネフィット・ワンが4月28日ザラ場で1,967円と3週連続年初来安値更新したのが影響しているのである。今年の配当金・分配金の見込額は514万円(前月比+6万円)、2月期決算、3月期決算企業から増配、増配見込みが相次いだのが貢献しているのである。
今週の主なプラス要因は、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)+6.84%、FPG(7148)+5.30%、フジ(8278)+4.14%、USEN-NEXT HOLDINGS(9148)+3.63%、アビスト(6087)+3.58%、などである。主なマイナス要因は、日本取引所グループ(8697)-8.36%、ベネフィット・ワン(2412)-6.21%、NTT都市開発リート投資法人(8956)-4.39%、ぴあ(4337)-3.25%、サイゼリヤ(7581)-2.96%、などである。
今週のトピックスは、KDDI(9433)が、2022年3月期決算の権利落後にもかかわらず景気に業績が左右されにくいディフェンシブ株ということで4週連続上場来最高値更新、しかもじわじわと上昇なのである。年初来高値更新したのはサムティレジデンシャル投資法人(3459)、そしてホットランド(3196)は2週連続年初来高値更新をしたのである。また、26日、FPGが2022年9月期業績予想の上方修正・増配発表を好感して上昇したのである。