今日は1月6日、既に2023年も3営業日経過したところであるが、残念ながら日本の株式市場は冴えない出だしなのである。昨年12月21日に発売された月刊ダイヤモンド・ザイ2月号では、毎年恒例となっている、アナリストなど100人の専門家による「2023年の日経平均株価の高値と安値がいくらになるか」、「その高値と安値は、それぞれ何月につけるか」の予想が特集されているので、トロがチェックをするのである。特集については、ダイヤモンド・ザイONLINE(https://diamond.jp/zai/articles/-/1010172)を見て欲しいのである。
100人の専門家による日経平均株価の高値予想は27,000円~37,700円、平均は31,253円、高値予想の時期は12月が一番多く2番目は1月なのである。安値予想は17,500円~29,000円、平均は25,634円で、安値予想の時期は2月が一番多く、次が3月なのである。2022年の予想と比較すると、平均も予想の幅もいずれも低くなっていることから、2022年よりも全体的に弱気という予想なのである。全体的な流れは、前半に落ち込み後半盛り返す予想と、前半に最高値を付けた後低調な後半が続くという、真逆な2つの予想に分かれているようなのである。
果たして予想は当たるのか、それとも予想と大きく異なる展開になるのか。ご主人の意見は、日本の動向よりは、2022年と同様に、ウクライナ戦争、欧米のインフレ・景気後退、米中対立、原油高・資源高・食料高、円安に揺れ動く1年になり、日経平均株価は23,000円~29,000円のボックス相場が続くと考えているのである。