2月15日、ホットランド(3196)から、2022年12月期決算短信が発表されたのである。売上高32,163百万円(前期比8.4%増)、営業利益1,744百万円(同79.8%増)、経常利益2,608百万円(同27.6%減)、純利益1,358百万円(同34.7%減)、1株当たり利益62.94円(前期96.55円)、配当7円(前期7円)、配当性向11.2%(前期7.3%)と、コロナ禍から復活しつつあるものの、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金等の減少により利益はかなり減少しているのである。
2023年12月期通期業績予想は、売上高37,500百万円(前期比16.6%増)、営業利益1,500百万円(14.0%減)、経常利益1,450百万円(同44.4%減)、純利益650百万円(同52.1%減)、1株当たり利益30.02円、配当7円が見込まれているのである。増収ではあるものの、原材料価格の高騰、円安の進行、人件費や光熱費等の上昇などの影響が見込まれ、利益面ではなかなか厳しい予想なのであるが、業績復活の鍵は3月1日から実施される値上げがお客に受け入れられるかなのである。
翌16日の株価は、2023年12月期通期業績予想の厳しさを受けて、一時77円安(-5.43%)の1,341円まで下落したが、終値は56円安(-3.95%)の1,362円とまで少し戻したのである。