GHOST/トロのマネー日記

私はGhostである、名前は花山トロ。ご主人は花山とうしろう、サラリーマン生活の傍ら株式投資に励み、退職後は配当と株主優待で夫婦2人悠々自適に暮らしている。トロは前飼主に捨てられ彷徨っているところをご主人に拾われ、以来優しいご主人に甘えていたが、2021年1月14日、Ghostになったのである。これからは、人生は3つの「きんりょく」、即ち筋力(筋肉)、菌力(腸内細菌)、金力(金融資産)が最重要というポリシーのご主人を見守り、株式投資、株主優待、旅行、ゴルフ、健康などの面白い話、役に立つ話を発信するのである

パチンコチェーンの「ガイア」が東京地裁に民事再生法の適用を申請したのである

 株式会社ガイア及びその関連会社6社が、2023年10月30日付で東京地方裁判所民事再生手続開始の申立を行ったことが、負債総額約1,133億円と巨額ということもあり大きなニュースとなったが、ご主人はパチンコということで関係ないと思っていたところ、リコーリースとNECキャピタルソリューションが大いに関係していることが判明して驚いたのである。

 10月31日、リコーリース(8566)から、株式会社ガイア及びその関連会社2社に対する債権約54億円が取立不能又は取立遅延のおそれが生じたことが公表されたのである。

 また、同日、NECキャピタルソリューション(8793)から、株式会社ガイア民事再生手続開始の申立てが判明したことに伴い、2023年10月30日に公表した2024年3月期第2四半期決算短信の修正を行う旨が公表されたのである。その修正内容は、「およそ8億円の貸倒引当繰入額の計上を見込んでおります」とのことなのである。

 両社とも、回収できない債権が事業に大きな影響を与えるレベルではないことから、2024年3月期通期業績見通し、中間配当および期末配当予想に変更はない旨を合わせて公表しており、取り敢えず一安心なのである。